スペイン料理

ホーム >  サンジのスペインとフランス放浪日記

サンジのスペインとフランス放浪日記

バルマルフレンチの女料理人サンジこと盛田陽子がヨーロッパ研修に行ってまいりました。 お店のフェイスブックでのサンジ節が炸裂する感動の大長編ドラマを、どうぞお楽しみください!

★サンジのスペインとフランス放浪日記vol.4★

遂に夜のバルに繰り出した小太りな弟子さんじと大きな上司。
っと!その前に、この旅に新しい仲間が増えました。

なんとNとKが仲間になりたそうにこちらを見ている。
仲間に加わった。ティリティティティ――♪♪
(失礼・・ホントは大切なお客様)
スラリと長身のNさんとベビーフェイスのKさん。とても優しくて面白い方達。旅がより一層楽しくなりました。

初!スペインのバル巡り!!さんじのお腹のテンションは絶好調☆☆
まず初めに訪れたのは、マドリードで有名なエスカルゴの専門店★
『LOS CARACOLES』
スペイン語ではエスカルゴの事を『カラコレス』と言います。日本語では皆さんご存じのかたつむりです。ウチのバルマルフレンチのロゴマークです。

店内は、とてもシンプルな作りに少し驚き。大きなカウンターにコンロ一つとお鍋が置かれていてその中にエスカルゴが“グツグツ”と煮られている。
早速注文。

タパス皿に大盛りのエスカルゴ。色々な香辛料が効いたピリ辛な味付け。
食べれば食べる程に病みつきになる味でした。
この味に洗脳されたサンジは日本に帰って直ぐにバイ貝で作ったよ。
また近い内に作ろうと思いま〜〜す。
スペインではカラコレス専門店多く見かけます。
遥か昔、古代ローマ時代からカラコレスは食べられていました。ローマ時代から養殖場が作られていたと言われています。
カラコレスは滋養強壮や下痢に良く効くことで熱いスペインでは良く食べられていたのです。なので、スペインでは昔から続くカラコレス専門店が多く見かけます。
カラコレスは丁寧な下処理が必要でとても手間暇かかります。
下処理を雑にしてしまうとゴムの様に固くなったり汚れがとれていなかったりで・・
はっきり言うとマズ!!!です。
上手な下処理をした後はまだ味が『無』なので色々な香辛料を入れ味付けをします。
そして味がしみ込んだらやっと食べられる様になります。
カラコレスさん一筋縄ではいけません。
お初天神店で提供している『ほじくりエスカルゴ』『エスカルゴの香草バター焼き』もぜひぜひ食べてみてください〜〜〜★

ここのお店は一つの料理を注文すると突き出しが一つ出てきます。
しかも毎回違うらしいです。
私たちは次に行く店が有ったので、どこまでどんな突き出しが出るかは、検証出来ぬまま店を後にしましたが、皆さん良かったらぜひ最後まで見届けてみて下さい!(^^)!

カラコレス(エスカルゴ)の種類については又次の時に〜〜(‘。’)

つづく

バックナンバー

サンジのスペインとフランス放浪日記vol.7

サンジのスペインとフランス放浪日記vol.6

サンジのスペインとフランス放浪日記vol.5

サンジのスペインとフランス放浪日記vol.4

サンジのスペインとフランス放浪日記vol.3

サンジのスペインとフランス放浪日記vol.2

サンジのスペインとフランス放浪日記vol.1