バルマルがお届けするワインコラムです。
ワインコラム Vol.12ブドウ品種のお話 〜黒ブドウ〜編
もう夏も終わり!新酒解禁ももうすぐ!今年のコメントやいかに?!と、気になりつつも、年末までもあともうちょっと!1年がたつのはほんとに早いです!!
やり残したことがないようにしないとー…とはなかなか難しいものですが、日々精進したいと思います!
さてさて、前回の白ブドウに引き続き、今回は黒ブドウをご紹介したいと思います。
赤ワインだけど、黒ブドウ…とツッコみたい心を抑えつつ(笑)
さっそく参りましょう♪
「カベルネ-ソーヴィニヨン」
赤ワインといえば!の代表選手!カベルネ!誰でも一度は聞いたこと、飲んだことがあるのではないでしょうか?なにより安定感のある彼女。恋人よりお嫁さん向き?!と、そんな私の見解はさておき、栽培できる地域が広いこと、特質が一貫していることが、“黒ブドウの王様”といわれる所以でしょう!
長期熟成にも耐えうるこの品種。
ボルドーではエレガント、新世界ではパワフルな味わいに!
安定感はもちろん、産地ごとの特徴もしっかりある品種だからこそ、誰からも愛されるブドウなのでしょ!!!私もそんなヒトを目指してっーー!笑
「ピノ-ノワール」
カベルネ-ソーヴィニヨンがクラスの人気者ならば、ピノ-ノワールは、美人でミステリアスな、気になるあの娘!!!と、いったところでしょうか。
彼女を落とせるお相手はそう多くはないが故に、このブドウと生産者さんの出会いは素晴らしいものとなるのでしょう。更にピノ-ノワールに浮気は厳禁。単一品種で花開くブドウです。気候、土壌を素直に映し出すブドウ。代表産地であるブルゴーニュでは、数キロ離れただけで、その味わいに違いが出ます。
このブドウにはまってしまったら、もう抜け出せないかも?!
「テンプラニーリョ」
スペインといえば!ということでご紹介しておきたいこのブドウ☆
スペインワイン編でも紹介しましたが、ブドウ品種には「シノニム」という別名があり、テンプラニーリョにはそのシノニムがたくさんあります!
オホ-デ-リェブレ、センシベル、ティント-フィノ、ティンタ-デ-マドリードなど、スペイン各地で様々な名前があります。きっとどんな子とでも仲良くできる、クラスを和ます存在に違いない!!
そんなテンプラニーリョ、しっかりとした酸味、渋味と濃厚な果実味を持つワインとなり、熟成してくると、ピノ-ノワールに似てきます。テンプラニーリョは“早熟な”という言葉に由来していて、収穫は9月中旬頃から行われます。BARMARでも、テンプラニーリョのワインたくさんありますので、是非飲んでみてくださいね♪
「シラー」
キャラの濃さはお墨付き?!タンニンが豊富でアルコールのボリュームも高く、パワフルボディを造るシラー。でも実は、華やいだ香りに、繊細さも併せ持つ、二重の顔を持っています。シラーといえば、フランス、コート-デュ-ローヌが有名ですが、“シラーズ”と呼ばれるオーストラリアでも、より凝縮感のあるワインが造られます!また、ローヌの一部では、風味を和らげるために、白ブドウとの混醸も許可されています。
がっつりお肉料理には、是非おすすめしたいブドウ品種!
スパイシーな香りもたまりません!
まだまだ紹介したいブドウ品種はたくさんありますが、眠くならないように、今日はここまでっー!笑
好みのワインはもちろん、その日の気分や、お料理に合わせて、是非いろんなワインを試してみてくださいね!
きっと世界が広がるはず!!
ワインコラム Vol.12【ブドウ品種のお話 〜黒ブドウ〜編】
ワインコラム Vol.11【ブドウ品種のお話 〜白ブドウ〜編】
ワインコラム Vol.9【フランスワイン紀行〜コート・デュ・ローヌ編〜】
ワインコラム Vol.8【フランスワイン紀行〜ブルゴーニュ編〜】
ワインコラム Vol.7【フランスワイン紀行 〜アルザス編〜】
ワインコラム Vol.6【フランスワイン紀行 〜シャンパーニュ編〜】
ワインコラム Vol.5【フランスワイン紀行 〜ヴァル・ド・ロワール編〜】