バルマルがお届けするワインコラムです。
ワインコラム Vol.11ブドウ品種のお話 〜白ブドウ〜編
いつの間にやら2016年!!!(いや、もう2月やけど)今年もブイブイいきましょー!!
ということで?!今年の1発目は、ブドウ品種についてのお話をしたいと思います!
最近はワインに詳しい方もほんとに増えてきて、このブドウのワインが好き!という方もたくさんいらっしゃると思います。今回はざっくり!このブドウってこんな味やでっていうお話を。今はまだそこまで分からんって方には軽〜く参考に、今好きなブドウ品種がある方は、他のブドウってこんな感じなんや〜って興味を持ってくれれば幸いです☆
それでは、今回は白ブドウ編で!
「シャルドネ」
なにより、やっぱり、白といえば「シャルドネ」!という方、多いと思います。
栽培面積は世界第2位で、栽培していない地域がないほどの人気者!あったかいところから、寒いところまで栽培されるその適応能力!!それだけに、栽培地域の気候がワインに大きく影響を与えます。ブドウ本来の香りも控えめなので、気候の他に、醸造工程にも大変影響を受けやすく、様々な味わいのワインが造られます。なので、シャープな酸味の柑橘系から、ボリュームたっぷりトロピカルフルーツ系まで多種多様!樽との相性も抜群です☆
樽の効いたパワフルなシャルドネのワインは、白身のお肉がおすすめ!
「リースリング」
続きましては、私も大好きな品種、リースリング。
ドイツにおいてはもっとも重要な地位を占める、高貴白品種。世界各国で造られているリースリングですが、優れた産地は数少なく、冷涼な地域での栽培が向いています。酸が強い為、長熟にも耐え、辛口から極甘口まで造られます。酸味がシャープでエレガント!透明感のある味わいで、白い花やハチミツなどの華やかな香り。熟成すると、灯油香が感じられます。シャルドネとは対照的に、小樽での熟成はあまり向いていません。ブドウ本来の味を、そのまま感じて欲しい品種なんですね♪
「ソーヴィニヨン・ブラン」
爽やかといえば、これ!青草やレタス、ハーブの香り。青っぽい酸味に、すっきりとした飲み口。まさに草原の風!!ただし、これは冷涼な産地での「ソーヴィニヨン・ブラン」。
温暖な産地になると、洋ナシやトロピカルフルーツの香りが強くなります。この「ソーヴィニヨン・ブラン」は、皆様ご存じの黒ブドウ、「カベルネ・ソーヴィニヨン」の親と言われています。だから、カベルネ・ソーヴィニヨンも青っぽい香りがするのか。
「ピノ・グリ」
ピノ・ノワールの突然変異によって生まれたピノ・グリは、赤ワインの力強さを持つ白ワイン。なので、お肉料理にもおすすめ!豊満なボディと太い骨格、柔らかい酸が特徴で、スパイスやハチミツの香りも感じられます。
ほんっとにたくさんあるブドウ品種。
ワインの造り方によってももちろん味はかわってきますが、生産者の方が理想の味を求めて選りすぐって選んだブドウ。その味わいに、ワインの原料となるそのブドウに、想いを馳せましょー!!
いや、なんせ、このワインおいしい!って思ったときは、是非その品種を頭の片隅にでも是非残しておいてください(^▽^)/あなたのワインワールドが、そこからどんどん広がっていくはず?!
ワインコラム Vol.12【ブドウ品種のお話 〜黒ブドウ〜編】
ワインコラム Vol.11【ブドウ品種のお話 〜白ブドウ〜編】
ワインコラム Vol.9【フランスワイン紀行〜コート・デュ・ローヌ編〜】
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