スペインフォトギャラリーです。
スペインギャラリー Vol.38パトネス/Patones 後半
マドリッド市から北西へ約60qにある小さな村、パトネス/Patones。マドリッドで最も美しい村のひとつに挙げられる、パトネス・デ・アリーバ。
今回はその後半。
この村の特徴のひとつがこの眺め。山の斜面に、ヒツジやヤギなどの家畜を飼うために使われていた柵の跡がたくさん残っている。
立ち入りは自由なので、山の風景を楽しみながら散歩ができる。冬はとっても寒そう。
近くで見るとこんな感じ。
やっぱり粘板石でできていて、今にも崩れそう、というか、手で押すと崩れる。これは危ない・・・。
(左)豚小屋の跡。昔はどこの家でも1〜2匹の豚を飼っていたが、自宅にスペースのない人たちは斜面に小さな洞窟を掘って豚小屋にしていたのだそう。
(右上)昔のワインセラー/ボデガ。
村の裾野で栽培されるブドウを収穫後、昔はこの辺りまで馬にのせて運んでいたという。そのワインを醸造して保存するために作られた洞窟。
(右下)廃屋を発見!
(左)壊れた窓から見えていたキッチン。そんなに古くはなさそう。
(右)この辺りは気軽な散歩コースだが、本格的な山歩きコースもいくつかあり、道案内の表示が所々にある。
(左)パトネスの村は上村(パトネス・デ・アリーバ)と(右)下村(パトネス・デ・アバッホ)の2つに分かれている。
上村から眺める下村はこんなかんじで、歩いて上ると20分ぐらいの距離。
(左)昼ご飯は、景色を堪能しながらの生ハムのボカディージョ。村唯一のパン屋さんで、観光地価格で、一つ9ユーロなり。家で作って持っていけばよかった・・・
(右)お土産屋さんで売られていた丸い揚げドーナツ「パトネスのお菓子」
(左)今回初めて訪れたパトネスの村。あまりにも観光客が多いことにびっくりしたが、うわさ通りの美しい村。(右)半日足らずでもじゅうぶん見て回れる広さなので、マドリッドからなら週末にふらりと訪れてのんびり過ごすのにちょうどよい距離で、おすすめ。
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