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スペインフォトギャラリーです。

スペインギャラリー　Vol.22野菜いろいろ

スペインで使われている野菜をご紹介！
日本では珍しいものがたくさんあります。

フリセ／frise、またはエスカローラ／escarola
日本ではエンダイブと呼ばれている葉野菜の一種で、葉が細く柔らかいのが特徴。
冬の寒い時期に収穫されるものは特に柔らかく、外側の緑の堅い葉は取り除いて真っ白な中の葉をサラダにして食べます。
クリスマスの食事にも欠かせなものです。

レチュガ・ロマナ／lechuga romana
直訳すると「ローマのレタス」だが、スペインで一般にレタスといえばこのタイプを指します。
直径20~25㎝、長さは30~40㎝ほどもあるが、巻きはわりとゆるく、優しい味と香りで庶民の毎日のサラダで大活躍です。

トロカデロ／trocadero
サラダ菜にそっくりの形だが、やや白っぽく、水にさらしても葉はふにゃふにゃしています。

パンプリーナ／pamplina,ボルハ／boruja , コルハ／coruja
クレソンのように、清流の川岸に生息する植物で、昔の人はよく食べたのだそう。
最近はめったに見かけられず、なかなか手に入らなくなりました。
細かく切ったトマトとビネグレットソースで和えてサラダにして食べます。

左　サリコルニア／salicornia,右はチャロティーナ・デ・コスタ／chalotina de costa
どちらも海岸に生え、海水を必要とする植物で、生食用です。
料理の仕上げにハーブ感覚で添えられることが多く、サリコルニアはしっかりとした歯ごたえがあり、くせのある海水の香りが口いっぱいに広がります。
チャロティーナ・デ・コスタは名前のとおり、エシャロットの超ミニサイズ（全長5㎝ほど）。かすかにピリっとした味とネギ系の香りがします。

左はフロール・エレクトリカ／flor electrica
エレクトリック・フラワー。某有名シェフが料理に使ったことで、業界では知られるようになった食用花です。
黄色い花粉が付いている花の部分をかじると、山椒の実のような強い辛みがあります。

右はイタリアンパセリ／perejil（ペレヒル）
スペインでパセリといえばこれで、業務用には両手がいっぱいの束で流通しています。
日本で使われている葉がクルクルのパセリはフランスパセリ／perejil francesaと呼ばれ、あまり使われません。

左はパクチー／cilantro（シラントロ）
コリアンダーの葉っぱで、南米とアジア料理のブームで近年頻繁に使われるようになったが、独特の香りが苦手という人も結構います。

右も近年よく使われるようになったカイワレミックス／mezcla de brotes （メスクラ・デ・ブロテス）
画像はマスタード、水菜、赤紫蘇、ビーツ、クレソンの若芽で、他にもトマト、大根、ルッコラ、ネギ、ブロッコリーなんかも人気。それぞれの味がして楽しいです。