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スペインギャラリー　Vol.17バレンシアへの1泊駆け足旅行

マドリッド、アトーチャ駅からは超特急アベ／AVEで1時間45分。　
今回購入したのは当日切符、正規料金で、往復一人63.16ユーロ。前売り券だと、日程によりかなり格安で購入できる。数年前までは、普通特急で4時間ほどかかっていたのがうそのよう。

AVEの車内は普通席でもじゅうぶん快適。喫茶車両があるが、禁煙スペースはなし。各シートの脇にコンセントがあって電子機器の充電ができ、とても便利。

窓から見えるのはやっぱりオリーブ畑。地平線を眺めているうちに、あっという間にバレンシアへ到着する。

AVEが到着するのはホアキン・ソロージャ駅／Estacion Valencia Joaquin Sorolla。(左上画像)
AVEの駅から徒歩10分又は無料シャトルバス3分で市の中心街にあるノルテ駅Estacion Norte 方面へ移動。普通電車と地下鉄はここから。(右上画像)
ノルテ駅の建物正面には、オレンジの木をモチーフにしたカラフルな彫り物がたくさんあり、とてもきれい。1917年に建築され、歴史的モニュメントとしてスペインの重要文化財に指定されている。

市内の看板はバレンシア語、綴りはカタルーニャ語によく似ている。何となく意味は理解できるが、どう読むのかわからない・・・。 (左上画像)
駅のすぐ隣にある大きな闘牛場。(右上画像)
駅から徒歩5分ほどの市役所前広場。　昼間は花屋さんがずらりと並び、ベンチにたたずむお年寄りや地図を片手に歩く観光客でいっぱいだった。(左下画像)
市役所の建物と、その向かい側にある郵便局。(右下画像)

バレンシア市内の海水浴場は2か所、カバニャル／El Cabanyal (Las Arenas) (左画像)とマルバロサ／la Malvarrosa。シーズン中は海水浴客でいっぱいになる。

バレンシア名物のオルチャータ／horchata。海岸沿いにパラソルを立て、ステンレス製の大きなタンクからひしゃくですくって販売していた。　　　
手のひらの上の茶色い物体がオルチャータの原料になるチュファの球根。砂糖と水を加えてミキサーにかけ、冷たく冷やしたものがオルチャータ。

夜ごはんは中心街へ戻り、キケ・ダコスタシェフのカジュアルレストラン「ブエルベ・カロリーナ／Vuelve Calorina」で。　
突き出しには赤ピーマンのムースをヒマワリの種入りグリッシーニにつけて(右上画像)
イベリコ豚のペーパー仕立て。マリネにして紙のように薄く切り、甘酸っぱいソースがからめてある。(真ん中左画像)
アロス・ア・バンダ、魚介のうまみを吸い込んで、しっとりしつつパラパラ。アリオリソースがのっている。(真ん中右画像)
薄切りポテトで液体の卵黄を包んで揚げた、ひとくちサイズのジャガイモのスフレ。(左下画像) カネロニとデザートのクリスピーチョコレートケーキ、パッションフルーツのジュレ、菊の花びら。(右下画像)