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スペインのレストラン Vol.25カサ・モノ/Casa Mono
アメリカ人のシェフによるスペイン料理店として市民にもっとも受け入れられているスタイルは「タパスを中心に、ややカジュアルスタイルでありつつ、ポイントを押さえて現代風なイメージに創造しなおした料理とサービスを提供するお店」。そんなお店の一つが「カサ・モノ」で、オーナーはイタリア人とアメリカ人を両親に持つマリオ・バタリシェフ/Mario Batali。
2003年、エル・ブジのフェラン・アドリアシェフが料理誌の表紙に絶えず登場していた時代にお店をオープン。バルセロナのボケリア市場での仕入れに応じてメニュー作りをしているかのようなレストラン、をコンセプトに営業を開始。スペインのクラシックタパスをメインにはしているが、そのままでは提供せず必ずオリジナルのひと手間をかける。
例えば定番の塩ダラのコロッケなら、オレンジ風味のアリオリソースをお皿に敷いてその上にのせる、などがその例だが、すでに完成しているタパスを台無しにするようなことはしない、のだそう。
シェフは幼少期に2年ほどスペインに滞在。18歳でスペインへ再び戻り、皿洗いとしてレストランで働き始める。そのころからの夢がスペインとニューヨークの食の親善大使になること。小皿料理ばかりが受け入れられているニューヨークで、スペイン料理の本来の姿で大皿にたっぷり盛り付けられた料理を出す店にしてゆきたいのだそう。
Casa Mono. 125 East 17th Street. Nueva York
12時から24時まで営業。無休。
平均客単価55ドル
画像casamononyc.com
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